特集「字音仮名遣ひの校正」: 実践 - 音読みの振り仮名

(2020/11/01)

 音読 オンヨ みの仮名 ガナ 校正 カウセイ します。

 {日本国民|ニホンコクミン}は、{正当|セイトウ}に{選挙|センキョ}された{国会|コッカイ}における{代表者|ダイヒョウシャ}を{通|ツウ}じて{行動|コウドウ}し、われらとわれらの{子孫|シソン}のために、{諸国民|ショコクミン}との{協和|キョウワ}による{成果|セイカ}と、わが{国全土|クニゼンド}にわたって{自由|ジユウ}のもたらす{恵沢|ケイタク}を{確保|カクホ}し、{政府|セイフ}の{行為|コウイ}によって{再|フタタ}び{戦争|センソウ}の{惨禍|サンカ}が{起|オコ}ることのないやうにすることを{決意|ケツイ}し、ここに{主権|シュケン}が{国民|コクミン}に{存|ソン}することを{宣言|センゲン}し、この{憲法|ケンポウ}を{確定|カクテイ}する。

 「ワイウエオジズカガ」を音読 オンヨ みをします。なほ、現在主流 ゲンザイシュリウ 学説 ガクセツ では「すゐ」「ずゐ」は採用 サイヨウ せず、「すい」「ずい」となってをり、各漢字 カクカンジ 二拍目 ニハクメ の「い」は カナラ ず「い」になるので変換候補 ヘンクヮンコウホ から ハヅ します。候補 コウホ 14のうち、11変換 ヘンクヮン 必要 ヒツエウ です。

  • {正当|セイトウ}に → {正当|セイタウ}に
  • {国会|コッカイ}に → {国会|コックヮイ}に
  • {代表者|ダイヒョウシャ} → を{代表者|ダイヘウシャ}を
  • {行動|コウドウ}し → {行動|カウドウ}し
  • {協和|キョウワ}に → {協和|ケフワ}に
  • {成果|セイカ}と → {成果|セイクヮ}と
  • {自由|ジユウ}の → {自由|ジイウ}の
  • {確保|カクホ}し
  • {行為|コウイ}に → {行為|カウヰ}に
  • {戦争|センソウ}の → {戦争|センサウ}の
  • {惨禍|サンカ}が → {惨禍|サンクヮ}が
  • {決意|ケツイ}し
  • {憲法|ケンポウ}を → {憲法|ケンパフ}を
  • {確定|カクテイ}する

 字音仮名遣 ジオンカナヅカ ひの確認 カクニン には ツギ のツールを使用 シヨウ しました。

 {日本国民|ニホンコクミン}は、{正当|セイタウ}に{選挙|センキョ}された{国会|コックヮイ}における{代表者|ダイヘウシャ}を{通|ツウ}じて{行動|カウドウ}し、われらとわれらの{子孫|シソン}のために、{諸国民|ショコクミン}との{協和|ケフワ}による{成果|セイクヮ}と、わが{国全土|クニゼンド}にわたって{自由|ジイウ}のもたらす{恵沢|ケイタク}を{確保|カクホ}し、{政府|セイフ}の{行為|カウヰ}によって{再|フタタ}び{戦争|センサウ}の{惨禍|サンクヮ}が{起|オコ}ることのないやうにすることを{決意|ケツイ}し、ここに{主権|シュケン}が{国民|コクミン}に{存|ソン}することを{宣言|センゲン}し、この{憲法|ケンパフ}を{確定|カクテイ}する。