SUPタグで振り仮名

以前いぜん、この日記につきRUBYタグを駆使くしして、振り仮名がなを付けてゐたのだが、どうしても記述きじゆつが煩雑はんざつになり、自動的じどうてきなタグ付けに頼たよることになる。この場合ばあひ、あとで修正しうせいするのが大変たいへんなので、日記につきの更新かうしんがだんだん面倒めんだうになつてくる。

今日けふは、試ためしにSUPタグとスタイルシートで挑戦ちやうせんしてみよう。SUPタグの長所ちやうしよは、テキストの右肩みぎかたに補足ほそく情報じやうほうを付けるといふ意味いみで、振り仮名がな本来ほんらいの目的もくてきと論理的ろんりてきに合致がつちしてゐる。また、記述きじゆつも漢字かんじの直後ちよくごに読み仮名がなを付けるだけなので、実際じつさいの編集へんしふ作業さげふに近ちかい。

以下いかスタイルシートを用もちゐた。規定値きていちは四文字分よんもじぶんを確保かくほする。クラスを明示めいじすることで振り仮名がなの長ながさを調整てうせいできる。また、所定しよてい段落だんらくの行間ぎやうかんを line-height属性ぞくせいを用もちゐて一文字分いちもじぶん確保かくほする必要ひつえうがある。

sup { font-size:50%; margin-left:-2.0em; position:relative; text-decoration:none; top:-2.0em; white-space:nowrap; width:0; }
sup.rb1 { margin-left:-0.5em; }
sup.rb2 { margin-left:-1.0em; }
sup.rb3 { margin-left:-1.5em; }
sup.rb4 { margin-left:-2.0em; }
sup.rb5 { margin-left:-2.5em; }
sup.rb6 { margin-left:-3.0em; }

  • これは振<sup class=rb2>ふ</sup>り仮名<sup>がな</sup>の見本<sup>みほん</sup>です。
  • これは振り仮名がなの見本みほんです。

※(2007/11/21)<sup>の既定値を變更するのは何かと不都合が起きるので、スタイルシートのクラスを明示するやうに變更しました。これだと記述が煩雜になりすぎて、メリットが少ないかも知れません。

sup.rb1,sup.rb2,sup.rb3,sup.rb4,sup.rb5,sup.rb6 { font-size:50%; margin-left:-2.0em; position:relative; text-decoration:none; top:-2.0em; white-space:nowrap; width:0; }

  • これは振<sup class=rb2>ふ</sup>り仮名<sup class=rb4>がな</sup>の見本<sup class=rb4>みほん</sup>です。