マニアックだが、次のやうな考へも出來る。
1、まづ、次のやうに領域を分ける。
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┃は行┃あ行 ┃やわ行 ┃は行 ┃
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┃た行┃さ行 ┃か行┃な行 ┃ら行┃ま行┃
┃ ┃ ┏━┫ ┣━┓ ┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃は┃ ┃ま┃ ┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃行┃ ┃行┃ ┃ ┃ ┏┛
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2、それぞれに假名を配置する。(片假名は後で移動するもの)
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┃ ふ┃あ う えお┃や ゆ よわ┃ほへ ┃
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┃たて┃セ す┃か ┃な に┃ら ┃ ┃
┃ ┃ ┏━┫ ┣━┓ ┃ ┃ ┃
┃ちと┃し┃は┃きく┃ま┃の┃りれ┃ミむ┃
┃つ ┃そ┃ひ┃こケ┃も┃ね┃るロ┃メ┏┛
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3、殘りの假名「いさぬん」と符號を隙間に配置する。(片假名は後で移動するもの)
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┃ぬふ┃あ う えお┃や ゆ よわ┃ほへ ー┃
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┃たて┃セ す┃かん┃な に┃らイ┃゛゜┃
┃ ┃ ┏━┫ ┣━┓ ┃ ┃ ┃
┃ちと┃し┃は┃きく┃ま┃の┃りれ┃ミむ┃
┃つさ┃そ┃ひ┃こケ┃も┃ね┃るロ┃メ┏┛
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4、使用頻度を考慮して三箇所交換する。
- 「セ」⇔「イ」、「ケ」⇔「ミ」、「ロ」⇔「メ」
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┃ぬふ┃あ う えお┃や ゆ よわ┃ほへ ー┃
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┃たて┃い す┃かん┃な に┃らせ┃゛゜┃
┃ ┃ ┏━┫ ┣━┓ ┃ ┃ ┃
┃ちと┃し┃は┃きく┃ま┃の┃りれ┃けむ┃
┃つさ┃そ┃ひ┃こみ┃も┃ね┃るめ┃ろ┏┛
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かう考へると、一見複雜に見えるJISカナ配列の正體は、五十音配列をベースにして、たった三箇所交換したものであることが分かる。