日本語の開國( → ISBN:4484002124
圖書館(で上記(の本(を借(りてきた。書名(からわかるとほり、漢字廢止論者(の巣窟(である。讀(み終(はるのに數日(かかるが、とりあへず、序文(を讀(んだところで第一印象(を書(きたいと思(ふ。殘(りの書評(は讀(み終(へたあとにまた日記(に書(く豫定(である。
まづ、彼(らの失敗(は、彼(らには實行力(がないといふことだ。漢字(が嫌(ひなら、漢字(を使(はないで本(を出版(すればよろしい。漢字(のない本(は市場(に受(け入(れられないといふのなら、せめて、總(ルビで出(せばいい。さうすれば、彼(の想定(する漢字(の讀(めない外國人(にも彼(らの思想(が傳(はるであらう。そして、彼(らの勘違(ひは、「日本語熱(」が戰後(にだけ高(まつたといふ歴史的忘却(だ。日本語熱(は戰前(にもあつた。そして戰前(の日本(も海外(への日本語教育(は熱心(であつた。彼(らのとつた方法(は、漢字(の廢止(よりも總(ルビであつた。私(はルビ(振(り假名()に熱心(でない日本語教育物(は信用(しない。日本人(が外國人(と妥協(できるのはルビであり、決(して日本人(が漢字(の訓讀(みや使用(そのものをやめるといふことではない。