小書き假名と表記搖れの問題

先日の日記(d:id:ziom:20071128)で正假名遣ひの表記搖れについて言及したところ、ブックマークで反論があった。
傾聽すべき意見があり、確かに搖れがないとは言へないやうだ。個人的には、「學説の相違=表記搖れ」と見なせるものについては、學説の相違が解消されれば表記搖れも解消に向かふと思ふ。一方、小書き假名は、學説レベルで解決できない問題が含まれてをり貴重な指摘だと思った。幸ひなことに、小書き假名は、實踐の有無に係はらず否定派は皆無に近いので、共存可能な搖れでもある。

諸般の事情により、しばらく小書き假名表記に變へて樣子を見ようと思ふ。例へば、拗音の表記はその諸般の事情にちょっと關係があるかも知れない。ちよつとね。