人名用漢字のときも言った記憶があるが、
- (1)外野が追加して欲しい漢字を提案した。
- (2)関係者が追加して欲しい漢字に難色を示した。
- (3)外野が他人の追加要望にケチをつけた。
(1)と(2)は人情として普通のことだけど、どうして(3)の人がやたらに多いのだらう。外野なのに大上段に構へて他人に「君の追加提案は新常用漢字表の趣旨を勘違ひしてゐる」と騒いでゐる。追加の是非は最終的には関係者が決めることだ。もちろん、外野から関係者に「新常用漢字表の趣旨はかうあるべきだ」といふ提案はありだ。ところが、関係者と全く関係のない外野同士で特定漢字に関して追加の是非を論じても仕方ないであらう。