(2019/03/21)
いはゆる訓令式(訓令第一表)では、「ti」は「チ」と読むことになってゐます。ただ、「ti」を「ティ」と読むことを禁じてはをらず、文脈に応じて読み分けることになります。一方、ヘボン式では、訓令第二表の「chi」を「チ」のつづりとして定めてゐるので、訓令第一表の「ti」を「ティ」専用のつづりとして使へます。
と言っても、NQ式ローマ字*1はヘボン式に基づきながらも、訓令第一表を排除してゐないので、「ti」を「チ」に割り当てる場合は、「ティ」との混同を避けるために、「tèi」とつづって、片仮名で「ティ」と書くことを明示する選択肢も用意してゐます。
更新履歴
- 2019/03/21: 作成
- 2019/03/25: 公開
- 2019/08/07: 「tei`」→「te`i」