正假名遣ひを使ふ藝當

http://d.hatena.ne.jp/mhrs/20090328 の引用先について*1
http://d.hatena.ne.jp/mhrs/20090328 で紹介されてゐた http://ryus.s21.xrea.com/w/item/1175 の内容だが、

かな遣いなどの表記は目に見える「現象」の一つであり、本質ではない。

 自發的に、目に見える現象から實踐しないで何をしようとするのか?自ら實踐もせずに、政府を乘っ取って正假名遣ひを強制するのなら、それは現代假名遣ひ派と同じではないか?

  • 1.助詞:「は」「へ」「を」に加へて「さへ」「ぐらゐ」を使ふ
  • 2.助動詞、補助動詞:「〜ている」「そうだ」「ようだ」→「〜てゐる」「さうだ」「やうだ」
  • 3-1.活用語尾:「書こう」「だろう」「でしょう」「ましょう」→「書かう」「だらう」「でせう」「ませう」
  • 3-2.活用語尾:「思わ」「思い」「思う」「思え」→「思は」「思ひ」「思ふ」「思へ」
  • 4.副詞、接續詞:「こう」「そう」「なお」「まず」→「かう」「さう」「なほ」「まづ」

 確かに中學生程度の文法知識は必要だが、これだけのことを實踐するのに藝當は要らない。漢字假名交じり文では、この知識だけで99%正しく正假名遣ひを運用できる。最初は、「絶える」「變へる」「植ゑる」の活用語尾で惱む場合もあるが、それでさへ數十語を覺えれば濟む。

*1:リンク先も明示