特集「長音と固有名詞」: 小休止

(2022/01/08) (正カナ)

 仮名を一文字づつそのままローマ字に置き換へたときに「aa」「ee」「oo」「uu」となる長音を更に「ah」「eh」「oh」「uh」に置き換へたときの例示を進めてきました。例へば、「Ootemachi」「Yuurakuchou」を「Ohtemachi」「Yuhrakuchou」と置き換へる例だけ見ると妙案のやうに思へますが、長音「h」の後ろに「aehiouwy」がきたときの例外処理を混乱なく使ひこなすには不安があります。
 多くの場合「-」を間に挟むことで混乱を避けることができます。「Oh-ura」「Oh-oka」「Oh-hara」「Oh-yama」のやうになります。ただ、形態素の境界でもない場所に新たに「-」を使ふことに抵抗がないともいへません。この特集はしばらく小休止とします。