日本語概説 → ISBN:4000260022
この手(の本(は、日本語(に對(する思(ひ入(れが強(くて、バランスに缺(ける場合(が多(いが、この本(は日本語(についての償ム相(を淡々(とバランスよく述(べてゐる感(じがする。文中(の單綴語(、複綴語(といふ用語(が注意(を引(いた。また、「孤立語(→膠着語(→屈折語(→孤立語(」の循環圖(もよく解説(できてゐると思(つた。その三者(の中(で、もつとも論理的(なものはといへば、理系的(センスでは膠着語(しか答(へがないのだが、それを政治的(や文化的尺度(で測(る文系讀者(が多(いこの手(の本(で、淡々(と、「それは膠着語(である日本語(である」と述(べてゐるのには妙(に説得力(があつた。(ところで、單綴語(つてどう讀(むのだらう。)