新常用漢字表第二次試案

「目安」という基本的性格が変わっていないことから、答申では「改定常用漢字表」、制定の歳に「常用漢字表」とする、つまり名称を変えないことが提案されました。

 今後は「常用漢字1981」とか「常用漢字2010」とか呼ぶのかな?目安と割り切るのなら、なぜ漢字を削る必要があるのだらうか?削られた漢字は「旧常用漢字」とでも呼ぶのか?

③の字種、音訓の審議にうつります。

 と書いてあるが、PDF化された資料をダウンロードしても音訓について審議された形跡がない。

それから11月下旬から12月上旬にかけてパブリックレビューが開始され、答申は来年の3月か4月になりそうです。

 年末の忙しい時期に、こりゃ膨大なデータ分析が必要な資料は提出できないな。しかし、漢字を削るなら新常用漢字表以外の名前にすべきだし、常用漢字表の名前を踏襲するのなら漢字は削るべきでないと思ふが。