ローマ字の長音問題

 今週末から、『ziom の日記』のアクセス数が爆発的に増えてゐます。もっとも、2年間の休眠ブログで出発地点が閑古鳥だったので、増えるのも当たり前のことです。悪名は無名に勝るといふことで、アンチも含めて、アクセスが復活しはじめたといふことでせう。
 さて、正仮名遣ひ文といふのは恵まれたもので、漢字そのものは、現代仮名遣ひ文と共通なので、検索エンジンが探してくれます。最近は、正字略字の差も検索エンジンが共通化してくれるので、正字を使ってゐても、同様に検索エンジンが探してくれます。一方、純ローマ字文は全く検索エンジンが探してくれまん。でも私のローマ字ブログ*1は純ローマ字文で続けるつもりです。
 私は、正仮名遣ひの理論は正仮名遣ひ文で書き、ローマ字の理論はローマ字文で書きます。なぜかといふと、現代仮名遣ひ文であらうが、正仮名遣ひ文であらうが、ローマ字文であらうが、書いてある内容は現代口語文だからです。文字さへ読めれば、理解できるはずです。正仮名遣ひは中学校の古文で、ローマ字は小学校の国語で習ってゐます。しかも中学校の英語の知識はローマ字を読むときに補助的な知識になります。
 義務教育を受けてゐれば読めるものをわざわざブログで回りくどく説明する必要もないでせう。だから、正仮名遣ひ文やローマ字文を読むための指南記事なんて不要です。これ以上は、知識を学ぶのでなく、ひたすら読んで、視覚的に慣れるだけです。
 もちろん、それらを書くときは、それなりの指南記事が必要ですが、それこそ、正仮名遣ひ文やローマ字文で書くべきことでせう。要するに、現代仮名遣ひ文で書かれた、正仮名遣ひやローマ字の指南書は単なる理想論の批評だけで、実際に該当文字で書いてみないと長所も短所も気付かないわけです。それでどうやって指南するのでせうか?
 『ziomの日記』にきてまで、ローマ字に興味のあるひとは少ないでせうか、下記のやうな記事を書いてゐます。