漢字のルビを振る

(2019/01/27)

 ローマ字ブログ*1を開設して、一年以上経過しました。週二回のペースで定期的に更新してゐます。
 相変はらず、アクセス数が伸びない状況です。個人的にも純粋なローマ字文は書いた直後は意味がわかっても、しばらく時間が経過したら、読み直してもすぐには理解できません。まして、読者の方は始めて読む文章なので、最初から理解が難しいでせう。一番大きな理由は、日本語には同音異義語が多くて、ローマ字の羅列だとすぐには意味が絞り込めないことにあると思はれます。ここで、意味をわかりやすくするために、ローマ字に「漢字のルビを振る」ことを始めてみます。
 読めない「漢字にルビを振る」のではなく、読めるローマ字に「漢字のルビを振る」なんて、本末転倒といふ意見もあるでせう。ただ、何事も試してみないと何も評価できません。
 ルビの対象は、漢字の音読みに限定します。訓読みは対象外です。同じ同音異義語と言っても、音読みの同音異義語は、意味が180度変わりますが、訓読みは漢字で書き分けてゐるので、同音異義語といふ意識を持ちますが、意外と由来が同じ言葉が多いものです。ローマ字文でも漢字を意識せずに理解できるものがほとんどです。
 ローマ字ブログの方で既にルビ振り作業を開始してゐます。公開されるのは三月頃になる予定です。また、オリジナルの文を書くのは負担なので、法律の書き写しで実践します。重複になりますが、まづ、日本国憲法を対象にします。ルビのない純粋なローマ字文はそれ自体も意味があるので、残します。