(2022-09-11) (正カナ)
9月11日にサイトを訪れたところ議事録があるのを見つけました。
外務省のパスポートの表記基準のようなものがあります。ベースになっているのはヘボン式ですが、特殊なところもあります。例えば大リーグにいる大谷選手は、「Ohtani」と表記しています。このようにhを使って長音を表すこともできるというような、少し幅のある基準になっているかと思います。
それは、内閣訓令が頑なに字上符にこだはるからです。「Ôtani」以外の代用表記を示さないから、字上符の使へない環境では「Otani」になってしまひ、「小谷」さんと区別をつけるために「Ohtani」とせざるをえないのです。
私は全く見当も付かないのですが。 何でヘボン式じゃいけないのかと思います。
前後の文脈から、この委員は現状追認派と思はれます。ローマ字を習ふ小学3年生は同訓異字の使ひ分けや複雑な送り仮名の規則を受け入れてゐます。ヘボン式程度の例外は「さういふものだ」として受け入れるでせう。